1st Pharmaceutical Industry Summit in Japan
 
Chairman: 楠原 康敬
                                      ノバセラ株式会社 代表取締役
 

【Chairman プロフィール】                   

   楠原 康敬 くすはら やすゆき 

       名古屋市立大学大学院博士前期課程修了(薬学修士)

  SBI大学大学院(経営学修士)

    アップジョンファーマシュウティカルズリミッド、日本イーライリリーにて
    臨床開発の基礎から承認申請までを経験後、米国系CROにてGlobal試験の
    プロジェクトマネージャーや米国系大手バイオベンチャーにて薬事コンサル
  タントとして、希少疾病薬の早期承認取得を実施する。
  また、適正な薬価を確保するためのHealth Economic Studyについて、試験実
  計画書等を作成した。現在は、日本医療経済学会、ISPOR、QOL/PRO研究会に
    て費用対効果に関する試験計画や医療Big Data解析に関する方法論について研究中。

  3/6(水) 11:30-12:30 『AIの医療への応用と医療Big Data解析について

  現在医療現場で考えられているAIの利用方法について、政府が考えている案について解説する。
       また、医療Big Dataを活用した事例紹介を行う。

  3/6(水) 14:00-16:30 『有害事象の取扱いーシグナルデテクション
  有害事象の取扱いについてシグナルデテクションについての解析並びにこれをAIにさせた場合、
    想定される事例について解説する。
 
 
 
 
 
3/6(水)09:30-10:30
 『IoT 医療Big Data、AIとは』
  
  IoT、医療Big DataやAIについてその基礎の解説を行う。
  また、Personal Life Repository(PLR)についても詳述する。 
 
 講演者:東京大学  大学院情報理工学系研究科 
     ソーシャルICT研究センター 
     橋田 浩一 教授 
 
   【講演者プロフィール】
    橋田 浩一 はしだ こういち
 
   1981年      東京大学理学部情報科学科卒 
      1986年        同大学院理学系研究科博士課程修了 理学博士
   1986年      電子技術総合研究所入所
   1988年~1992年 (財)新世代コンピュータ 技術開発機構に出向
   2001年~     産業技術総合研究所 サイバーアシスト研究センター長・
            情報技術研究部門長などを歴任
            2013年より現職
   2017年~       理化学研究所 革新知能統合研究センター
            社会における人工知能研究グループ 分散型ビッグデータチーム
            チームリーダーを兼任
 
   ・専門は自然言語処理、人工知能、認知科学。
    サービス科学・工学の一般化としてのソーシャルeサイエンスや知の社会的共創に
    興味をもつ。 
 
3/6(水)10:30-11:00

 『導入により医療にどのようなインパクトがあるのか』     

                 
 講演者:田淵 鳴利                                                        
      アレグロスマート株式会社 代表取締役CEO 
  
    【講演者プロフィール】

    田淵 鳴利 

    ◆20年間の野球人生、小学校・中学校・高校(鳥取県境高等学校より                   甲子園出場)

    大学(近畿大学:明治神宮大学選手権4回出場)を経て、プロ野球選手を目指す
  挫折。
    ◆1990年 日立製作所の電機総合商社に入社、非鉄金属及び石油界のプラント設備
  のセールスエンジニアを経験。                           
    ◆1996年からグローバル展開のPSI Net(インターネットプロバイ現ソフトバンク)
  を経て2006年にITセキュリティコンサルティングを行いながら、多種多様なシステム
  のデータを生かすことで情報セキュリティに役立つと思い、起業。

  


 
3/6(水)14:00-16:30

 
『バーチャル治験とは

  
            
                 
 講演者:安井 博昭
          Associate Solution Consultant Director      
                     PAREXEL Informatics

 【講演者プロフィール】

   安井 博昭 やすい ひろあき 

    大学卒業後、メーカー、コンサルティング会社を経て、米国留学。

         1999年、米国Thunderbird School of Global Management
       (アリゾナ州)にてMBA取得。2011年からのPAREXELでの勤務も
    含み、CRO業界で16年の経験。
    他にPOCT専業医療機器メーカーで3年、マーケティングリサーチ
    ファーム(Data Management Director)で1年半の経験を持つ。
    本国内の顧客に海外のeClinical ソリューション導入のサポートを
    行う。
 
    日本でのIRT導入コンサルタントの第一人者。これまで100以上の
    プロトコールの分析を実施。その他にCTMSやデータ管理システム
    などの導入をサポート。
 
    現在、Solution Consultantとして幅広いコンサルティング業務を
    実施すると共にeCOAやモバイル等新システムの導入もサポート。 
 
 

3/6(水)16:30~17:00

 『今後の日本における臨床試験 ~訪問型治験実績の観点から』
   海外では一部でバーチャル治験が実施されているが、国内で実施されたという話は入ってこない。
   しかしながら日本の医療環境に目を向けてみると、ITの進歩に伴い訪問診療やオンライン診療など、
   医療の提供場所が病院外に広がっている。 そのため、将来の日本の医療環境に適し、かつ患者さん
   やご家族にとって負担の少ない治験の実施が求められている。今回我々はその第一歩として、治験
   の検査手順の一部を実施医療機関外で行う「訪問型治験」を実施したため、その取り組みについて 
   紹介する。
 

   座長:治験責任医師 長嶋 浩貴    

  【座長プロフィール】
    
  長嶋 浩貴 ながしま ひろたか
 
  1988年 千葉大学医学部卒業
  1988年 東京女子医科大学循環器内科入局
  1997年 ハーバード大学留学
  2000年 東京女子医科大学 循環器内科 血管研究室長
 
       ・その後、東京ハートセンター、柳橋病院、新宿リサーチパーククリニック等で
   治験責任医師として臨床開発の最前線で活躍。論文発表、受賞歴多数。
 
  2018年 日本で初めての訪問型治験を治験責任医師として実施 
 
 
 講演者: 髙市 剛                                                                
       日本イーライリリー株式会社 
       臨床開発本部 臨床薬理オペレーション      
 
 【講演者プロフィール】
  
  髙市 剛 たかいち ごう 
 
  京都大学大学院 生命科学研究科修了後、2011年エステー株式会社入社。
  商品開発部にて芳香剤などの日用品の新商品開発に携わる。
  2013年、「より人々の生活に影響を与えられる製品」に携わりたいという
  思いから、日本イーライリリー株式会社に入社。安全性情報部に所属し、
  製造販売後調査のStudy ManagerとしてPMSの企画・管理業務に従事。
  2016年、現在の臨床薬理オペレーションに異動。臨床試験の中で訪問型治験
  プロジェクトをリードした。